0557-37-8700
【相談無料】365日24時間
専門スタッフ対応
皆様、こんにちは!
今回ご紹介させて頂く豆知識は『守り刀』についてです!
お葬式に行くとお棺の上に刀が置いてあるのを見たことはありませんか?
私も最初なんで刀を棺の上に置くの??と疑問でした(^^)
お客様の中にもこちらの刀について質問される方が多いです!
皆さんもなんでだろう?と思っとことがあるかと思ったので今回ご紹介させていただきます😌
日本では人が亡くなったとき、ご遺体を北向きに寝かせ、その胸元に短刀を置く習慣があります!
これを「守り刀」と呼びます。この守り刀の風習は全国各地で古くから行われていますが、
その由来には定まった説はなく、仏教、神道、民間信仰などさまざまな考えと結びつけて説明されています。
一般的に仏教では、死後四十九日間は「中陰(ちゅういん)」と呼び、死者がこの世からあの世へと渡る時期として考えられます。
そしてこの時期に死者が極楽浄土に無事渡れるように「追善供養」を営む風習があります。守り刀はその道中のお守りとして考えられています。
仏式では、「亡くなった方は、四十九日かけてこの世からあの世へと渡る期間」という考え方があります。これを死出の旅といいます。
この死出の旅と、そこで七日ごとに行われる裁きによって、その人がどこにいくかが決められます。
そして、今を生きる家族、親戚、友人などは四十九法要をして故人様を応援します。
死出の旅は決して平穏なものではありません。
その旅を無事に終えるために、守り刀が用いられていました。
守り刀はその名前の通り、「お守り」としての性質をも持つものであったのです。
仏式の葬儀においては旅立つときに旅装束として白装束を着せますが、守り刀もまた、その旅支度のうちのひとつだといえるでしょう。
守り刀は、生きている人が行う追善供養の一つとも言えると思います。
追善供養により亡くなった人の行き先が良きものであるようにと願うわけです。
また、浄土真宗では、「守り刀は必要としない」という考え方があります。
浄土真宗では、「人は亡くなったらすぐに阿弥陀如来によって、極楽浄土に旅立てる」という考えです。
このため、死後の旅をするための守り刀や追善供養は必要ないとされているのです。
ただ、浄土真宗のご寺院にもよってですが、ご家族や地域性にもより、原則としては必要ありませんが、
ご家族様が希望されれば置く場合もあるそうです👩👩👧👦
神式においては死を「穢れ」ととらえるという考え方です。このため、この穢れから守るために、守り刀を置いていました。
また、守り刀には、「故人を守るためのもの」であるのと同時に、「故人の穢れから生きている人を守るためのものである」ともされていました。
なお、キリスト教などのほかの宗教では、守り刀が用いられることは基本的にはありません。
他にも、死者を魔物から守る魔除けとして使用した説や、猫は魔物の類とされており、猫が光るものを嫌う習性を利用した「猫除け」として用いた説などもあります🐱
武士が亡くなるとその枕頭に刀を置くという風習があり、その名残で死者の穢れた魂から生者を守るために用いられるようになったという説もあります。
また、こちらはご寺院などでも異なる事がありますので、気になる方はお付き合いのあるご寺院などへ聞いてみてください!
皆様、いかがだったでしょうか葬儀にはまだまだ皆様が日常では見たことないような
これはどうやって使うんだ??と思うものがたくさんございます(; ・`д・´)
今後もそういうものもご紹介していきたいと思いますので、ぜひご覧ください😌