0557-37-8700
【相談無料】365日24時間
専門スタッフ対応
皆様こんにちは~😄
本日は釘打ちについて話していこうと思います😌
釘打ちとは?
釘打ちは、棺の蓋を釘で打ちつける行為のことです
故人様を埋葬する場所や火葬場へと送り出す出棺の場面で行われてきました🚓
釘打ちの理由とは?
諸説ありますが、釘打ちを行う理由については、大きく分けて宗教的な理由と物理的な理由の2つがあるそうです😲
釘打ちの最も重要な狙いは、死の穢れを忌避するためと考えられています。
穢れとは、精神的・肉体的な面において汚れていることを指しています。
神道では、死を穢れとみなしていました。
そのため、座棺から穢れである死(御遺体)が出てこないように、釘を打っていたのです
また、土葬が行われていた頃は、御遺体の保管状態が悪く、死者のまわりは不衛生でした。
死者を通じて病気に感染することを防ぐために、遺体を離れた場所に保管し、病気が移らないように棺に釘を打ち、穢れを避けていたのです。
故人様を無事にお墓に運ぶため一方、土葬の際に、野辺送りをして故人を無事に埋葬場所まで運ぶためにも、釘打ちは重要な意味を持っていました。🙎
かつて棺には無垢の板材が使われていました。
無垢は湿度の変化によって反りが起こりやすいため、運ぶ時に蓋が取れてしまわないように釘打ちが行われていたそうです。
さらに、持ち運ぶ時の揺れに対応するため、という説もあります。
土葬が一般的だった当時は、今あるような遺体を横にして入る棺のほか、座棺と呼ばれる故人を座らせて納める棺が用いられていました💺
このような棺は、大きな桶のような形をしています。お墓までは故人様を運ぶ際には棒を使い、2人の担ぎ手によって運ばれます。🏃🏃
そのため、棺が揺れやすく、縄で縛るだけでは板が外れ、遺体が転げ出てしまう恐れがありました。そこで、出棺の時に釘打ちが行われるようになったという説です。
釘打ちの風習の変化とは?
釘打ちの風習の変化 火葬の普及や棺の進化に伴って、釘打ちの風習は廃れてきましたが、地域によっては、現在でも釘打ちが行われています。
仏式の葬儀での釘打ちは、喪主から血縁の濃い順に、棺の頭の方から小石で一打ちずつ、打っていく習わしがあります
この時、小石は三途の川の石に例えられることもありますが、石を使うことで、棺に死者の霊を封じていたました👻
喪主や遺族、血縁者たちが各自一打ちずつ打った後は、葬儀社のスタッフに任せます。
最近は、反対に最後の釘1本を、喪主や遺族たちで形式的に、少しずつ打ち込む形式もあります。
釘を打ちつける道具にも変化が起きています。現在ではかつて用いられていた石に代わり、金槌が使用されています
出棺の儀式と釘打ちの関係 出棺とは、火葬場へ棺を運ぶ儀式のことです。
釘打ちも、出棺の儀式の中で執り行われます。喪主による別れの挨拶が終わると、棺に花が納められ棺に釘を打つのです💐
釘を打つ行為は、故人様との別れを受け入れ決別するため、とも言われています😢
しっかりと蓋をして、二度と会えないことを自らにわからせるのです。
このように考えると、釘打ちは見送る遺族や参列者のための儀式という見方もできます。
釘打ちに対する意識の変化 釘打ちは遺族の意向によって省かれるケースも少なくありません。
また故人様が寝ているところに、「上から釘を打つのは故人に失礼」「棺に釘を打つなんて残酷」といった意見もあります🙅
私は静かに寝ていたいので釘打ちは無くても良いと思う一スタッフでした😌
ここまで見て下さりありがとうございました。